元祖カリカリ梅 明治26年創業の老舗 あかぎのカリカリ梅 120g×1袋 無着色 大粒国産梅使用 カリッとフルーティな塩味 100年企業 送料込み
【商品内容】 あかぎのカリカリ梅 120g×1袋 【お届け方法】 メール便 ポスト投函 【代引決済不可/ギフト配送不可/自動キャンセルとなります】 【送料】 送料込み 【原材料】 梅(国産)、漬け原材料〔食塩、醸造酢、酒精、異性化液糖、りんご酢〕、酸味料、調味料(アミノ酸等)、乳酸カルシウム、香料、甘味料(アセスルファムK)、みょうばん 【賞味期限】 商品記載(製造から120日) 【保存方法】 直射日光・高温多湿を避けて保存してください⇒お試し1パック入りはこちらをクリック! ⇒お得な2パック入りはこちらをクリック! 群馬の漬物屋第一号 社名の由来は「赤城漬」 赤城フーズは明治26年(1893年)、前橋市にて「小田原屋」の屋号で創業しました。
私たち赤城フーズは群馬で一番歴史の古い漬物メーカーといわれています。
創業当時は漬物、佃煮、煮豆を造り商う小売店でした。
その頃の前橋は生糸で栄えていましたが、漬物屋は皆無。
漬物は買うものではなく、家庭で母親が作るものだったのです。
昭和38年(1963年)、当社が製造していた赤城漬(福神漬)のヒットにより社名を「小田原屋」から「赤城漬物工業」に変更しました。
昭和10年(1935年)に発売されたこの福神漬は大人気となり、お客様はいつしか私たちを「赤城漬さん」と呼ぶようになったのです。
そのことから、お客様にもっと愛される企業となるため社名を赤城漬物工業に変更しました。
そして平成5年(1993年)に100周年を迎えたことを期に、漬物製造業としてだけではなく食品製造業としてさらなる飛躍をするため赤城漬物工業から現在の赤城フーズと社名を変更したのです。
ザ・元祖「カリカリ梅」 ヒットの背景 当社の長い歴史の中で特筆すべきは「カリカリ梅」の製品化です。
昭和46年(1971年)に全国で初めて開発製品化しました。
当初は液漬けとして売り出され、人気を博しました。
その後、昭和50年代に1粒ずつに個包装したハーフドライの漬物としてデビュー。
「漬物はウェット商品」という常識を破り、新しい漬物として一層人気が高まりました。
邪気消滅・活力増進・無病息災・五臓調和・心身爽快という梅の五つの効能を「五徳」として掲げ、このカリカリ梅に「梅ごとく」と命名しました。
昭和59年(1984年)には製造技術および新製品開発の功績により、農林水産省食品流通局長賞を受賞、昭和63年度には全日本漬物協同組合連合会から「カリカリ梅の商品開発功労者」として表彰されました。
そして「カリカリ梅」は全国へと広まり、一大ヒット商品となりました。
その後も様々な姉妹品を発売。
酸味のある塩味、さっぱり甘い甘梅、糖度の高い甘露梅、リンゴや桃の香り、種を除いたものなど、バリエーションを増やしております。
生産量全国第2位 梅の名産地群馬県 このように私たちは創業当初から漬物メーカーとして、梅製品を扱ってきました。
というのも原料の梅に恵まれていたからです。
梅の産地として名高いのは、ご存知の通り和歌山県。
そして生産量第2位として全国に誇れるのが、実は群馬県なのです。
「小田原、熱海や水戸じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、それらの地域は「観梅」(花を見る観賞用の梅)がメインで、食用の梅の産地としては、群馬県が全国第2位、東日本では第1位なのです。
かつては「青いダイヤ」と呼ばれ高値で取引されていたこともあります。
群馬の梅は梅干用ではなく、干さずに液漬けにする梅漬用として、また加工用の青梅としての需要が主流で、また皮が厚く果肉が硬めなところからカリカリ梅に非常に適しているといわれています。
ちなみに群馬三大梅林は榛名梅林・箕郷梅林・秋間梅林。
当社では榛名梅林の梅を中心に使っています。
梅の若さと鮮度にこだわる 早もぎの青梅 カリカリ梅はなんといっても原料となる梅の実の若さと新鮮さが大事です。
梅の実は熟度が進む(時間が経つ)とどんどん柔らかくなってきます。
また若すぎると種がまだ柔らかく割れてしまいます。
そこで梅の種がしっかりしていながらも熟さず青梅のすがすがしい風味を湛えたその一瞬をとらえることに私たちは元祖としてのこだわりを持って取り組んでいます。
集荷時には榛名の産地に社長・常務自らが足を運び、生産農家の皆さんが早もぎした梅をチェック。
目で見て、手で触れて、かじってみて、適切な梅の若さを見極めます。
OKとなれば、ただちに工場へ配送。
早もぎの梅はその日のうちに加工にかけられます。
集荷してからも梅は熟度が刻一刻と進むので、いかにスピーディーに最上の品質を保つかも私たちの勝負どころとなるのです。
人の手で幾重にも 安心安全をお届けするために カリカリ梅ももちろん「食べて美味しいもの」であることが作り手としての使命ですが、それと共に情熱をこめているのが「安心安全」への取組み。
オートメーションの各工程でも、最終的には人の目と手で幾重にも厳しいチェックを行っております。
各工程で梅の硬さやキズなどの目視検査を行い、さらに包装後も包装状態のチェック、賞味期限の印字、箱詰めに至るまで細心の注意は続き、安全な製品を生産しております。
またその他一部製品に使われる海外原料に関しても、協力工場へ社長自ら毎年おもむき原料加工技術指導と安全対策を行っております。
「お客様の手元に安全に届くまでが私たちの仕事」。
お客様に安心してカリカリ梅を楽しんで頂くために、私たちは安全な商品造りに日々取り組んでおります。
キッカケは窮地から 突然の梅不作 カリカリ梅はいまや全国でお馴染みスナックタイプの食品として広く知られていますが、その誕生地は梅の産地である群馬。
そしてそれを開発したのは私たち赤城フーズなのです。
誕生のキッカケは梅の不作でした。
昭和44年(1969年)、群馬の梅は大不作となりました。
漬物メーカーとして梅製品を手がけていた私たちにとっては一大危機。
翌年春には深刻な原料不足となってしまいました。
この窮地を救ったのは農家の自家用梅漬でした。
群馬の山間部や長野県北部の農家にまで足を伸ばして駆け回り、梅漬を集めました。
その努力の甲斐あってかなりの量を集荷でき、お客様のご要望どおりの商品を提供することができたのです。
失敗作?のなかに発見 ヒットの予感 その頃の梅漬は柔らかい梅が当たり前でした。
しかし、その時集めた農家さんの梅漬の中に硬くてカリカリのものが3樽混じっていたのです。
「これは製品化に適さない、いわゆる失敗作ではないか?」と倉庫に放置されて1年。
翌春、柔らかくなったかと開けてみると、なんとカリカリのままだったのです。
それを口にした当時の社長「松永秀雄」は、なぜか懐かしい思いにとらわれました。
子どもの頃に食べた塩漬けしたての梅の味、カリッカリッとした歯触りの心地よさを思い出したのです。
その気どりがなくて素朴な味わいに、商品化を決意しました。
早速この梅漬の出どころを探し、長野の山村に民間伝承される製法から生まれることを突き止めました。
稲わらのすすから作った灰汁を使うと、自然の梅の硬さを保ち続けるというものでした。
梅漬の常識を覆して 新技術の確立 それを知った私たちは、「漬けこんでも柔らかくならず梅の硬度を保つメカニズム」を化学的に分析、そして研究を重ねました。
試行錯誤の結果、カルシウムを使うと同じ結果が得られることを発見しました。
カルシウムが梅のペクチンに作用して、梅の硬度を保つのです。
こうして私たちの研究室からカリカリ梅の近代的製法が確立され、製品化に成功しました。
そして日本で初めて工場で生産されるカリカリ梅が誕生したのです。
時に昭和46年(1971年)、日本は高度経済成長期にあり、食品業界にも様々な分野でニューウエーブが誕生していました。
柔らかい梅が当たり前だった梅漬が、カリカリの歯触りで登場したことによってカリカリ梅は、漬物業界の新風として世間に歓迎されました。
その後、個別包装のハーフドライタイプに進化し、大ヒット商品となったのです。
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