La Bandina Valpolicella Superiore ラ・バンディーナ ヴァルポリチェッラ・スペリオーレ 色赤ワイン 味わいフルボディ ヴィンテージ品名に記載 産地イタリア ヴェネト ヴァルポリチェッラ 原産地呼称ヴァルポリチェッラ スペリオーレD.O.C. 格付スペリオーレ 品種コルヴィーナ&コルヴィーナ・グロッソ 70%/ロンディネッラ 20%/クロアティーナ 5%/オゼレータ 5% 土壌石灰質 ALC度数14.50% 飲み頃温度17℃ キャップ仕様コルク ◆発酵〜熟成 発酵:ステンレスタンク 主醗酵後、オーク樽にてマロラクティック醗酵 熟成:オーク樽熟成 24カ月(500L、新樽比率100%)コンクリートタンク3カ月/瓶熟成 12カ月以上 ◆商品説明 カシスやブラックベリーなどの黒果実系のアロマに、花、コショウなどのアクセント。
口に含めばつややかな舌触りに旨みが感じられ、ボリュームと酸のバランスが良いワインです。
Tenuta Sant'Antonio テヌータ・サンアントニオ ◆コストパフォーマンスに優れ、高い品質を誇るヴェネトの新星。
ヴェネト州の生産者協同組合の創立者であった、アントニオ・カスタニェーディ氏。
1989年、かねてからこの地域のぶどう作りに精通していた氏が、現在のワイナリーを購入したときから「テヌータ・サンアントニオ」の歴史は始まります。
1990年から5年間は研究を重ね、1997年から販売、さらに1999年以降は新しい醸造所を落成、そこでも醸造を行っています。
そして現在、2代目である4兄弟全員がそれぞれの分野でワイナリーを支え、さらに進化させています。
彼らの造り出すワインはコストパフォーマンスに優れ、品質が高く、世界的な人気となっています。
◆サンアントニオを支える4兄弟と効率的な業務分担 1963年生まれの長男・アルマンドを始め、ティッツィアーノ、パオロ、そして1972年生まれの四男・マッシモ4兄弟。
アルマンドはマーケティングを、パオロが醸造を、ティッツィアーノとマッシモが栽培をと、それぞれ役割を分担し、兄弟一丸となってワイン造りを行っている。
今でこそ担当が異なっているが、20年程前まで兄弟一緒に畑仕事をしており、その時にお互いに対する信頼感を築くことが出来たという。
◆ワインを愛する人を第一に。
果実味豊かで上品なワインを。
ワイン造りの信念はとても明快です。
そのポリシーは以下の3点。
1. お客様第一主義 2. 美味しいワインを造る 3. 品質が高くコストパフォーマンスに優れたワイン 常に自分達のワインを飲んでくれる消費者のことを第一に考えており、そのことがワイン造りにも現れています。
理想とするワインのスタイルについて聞いてみると、 1. 上品なワイン 2. 果実味豊かなワイン 3. 陰干ししたワインには、酸がしっかりしたワイン (陰干ししたワインにはややもすると酸がぼやけてしまうケースがある) 地域の個性を表現したワイン造りをしているといえます。
◆こだわりの収穫 栽培の責任者であるティツィアーノとマッシモの2人がそれぞれの畑の特徴を把握し、最適なタイミングで収穫しています。
収獲は元々1回で済ませていたものを、経験により2回、必要ならば3回、と行い最良のブドウを得ている。
ここで問われるのは、収獲のタイミング。
どんなに回数を分けてもタイミングを誤ればマイナスの効果をもたらしかねない。
しかし、テヌータ・サンアントニオではこの難しいタイミングを見分け、より繊細なワイン造りを実現している。
この収獲のタイミングのすばらしさというのは、当社のソアーヴェを飲んだら一目瞭然!フレッシュでありながらも余韻の長さを残す。
これは、この収獲が効果的に行われている結果。
彼らの考える良いブドウとは、 ・バランスの良い(香り、酸度、糖度など)味のブドウ ・完熟しているが、酸がしっかりとあるブドウ また、畑が増えたので、天候に左右される確率が減りました。
(畑が多いことで、リスクヘッジができるのです) ◆畑を使い分ける。
アマローネとヴァルポリチェッラ テヌータ・サンアントニオの畑は、モンティ・ガルビ地区(=ヴェネト語で「やせた土地」の意)とモンテ・チェリアーニ地区の2ヵ所にある。
このやせた土地と呼ばれるモンティ・ガルビ地区はチョーク質で、水捌けが良く、良質のブドウが採れる。
一方のモンテ・チェリアーニ地区は、粘土が豊富でガルビよりも肥沃な土壌。
ワインのタイプにあわせてそれぞれ使い分けている。
例えば、通常ヴァルポリッチェラとアマローネは、ブドウの品質や樹齢でヴァルポリッチェラに使うのか、それともアマローネに回すのか、を分けている。
しかし、サンアントニオは異なり、畑で使い分けている。
その為、どちらの銘柄も品質のよいワインの醸造が可能になり、他社とは一線を画す、ワイナリーの個性ある、高い品質のワインが出来上がるのです。
◆「お客様第一」をスローガンにワイン造りに惜しみない投資を! ブドウ栽培は設立以前から行っているので、この地域での栽培に対する豊富な知識と経験を持っている、しかし何より、4兄弟が力を合わせ、消費者の立場に立ったワイン造りに対する熱意が、結果としてワインに表れ、今や世界中で評価される生産者となった。
「お客様第一」をスローガンに、効率的なワイン造りを行っていること。
そのためには惜しみのない努力と投資を行う。
例えば、最新の温度管理を行う最新のコンピューターとステンレス・タンクを一気に入れ替えを行ったが、実に65万ユーロの投資となった。
彼ら自身は慎ましく倹約家で、2007年に当社社員が訪問した時などは、ミラーが折れたボロボロの車を使用していた。
聞いたところ10年以上前に中古で購入した車で、購入当時は4万kmしか走っていなかったのに、何と22万kmまでメーターが回り、さすがにとうとう新しい社用車を購入したというエピソードを聞いた。
ただし新車を購入する時も4人で会議を開いたほど。
とにかくワイン造りに少しでも資金を廻すことを常に念頭においている。
◆自社畑、貸与されている畑とも栽培・管理は全て自社で行う ヴァルポリチェッラ:80ha、ソアーヴェ:20ha 以前は50haを所有していたが、現在はワイナリーすぐ近くにある伯爵家が所有する畑を借り受けることができ、畑が広がった。
所有権は他人であるものの、畑の栽培・管理は全てサンアントニオが行っている。
◆古い慣習にとらわれない、新しい手法・技術への挑戦 彼らの栽培・醸造におけるこだわりは徹底しています。
「畑の使い分け」「収穫」「アマローネの醸造技術の応用」「ブドウの陰干し」…と、数え上げればきりがないほど。
古い慣習にとらわれない、新しい手法・技術への挑戦は、彼らが父からワイナリーを引き継いだ時から始まりました。
長年組合で培われたノウハウと家族経営の強みを生かした素晴らしいクオリティのワインを造り出す彼らは、「ヴェネトの伝統を進化させた新しい造り手」として熱い注目を浴び、またたく間に「あまたある協同組合のブドウ生産者の1つ」から「ヴェネト州のトップ・ワイナリーの1つ」にまで成長。
近年ではイタリア国内はもとより、ドイツやスイスなど世界各国の市場でもその人気は高まってきています。
醸造のいたるところで生かされるアマローネの醸造法により、他にはない味わいが引き出された彼らのワインは、評価誌各誌でも毎年高評価を獲得しています。
◆ワイナリー名は父の名前と、家族を大切にするアントニオ聖人から ワイナリー名の由来は、以下2つの理由から 1. お父さんの名前から 2. ワイナリーの近くに祀られている昔の聖人の名前から。
1800年代に活躍した、ウンブリア出身のアントニオ聖人。
サンフランチェスコ聖人の弟子で、主にパドヴァを中心に活躍しました。
家族を大切にしていた聖人で、片手に子供時代のキリスト、片手に「純粋」を表す百合の花をもった彼の像がワイナリーのすぐ近くに祭ってあります。
◆レッシーナ山脈が北からの寒気を防ぎ、ガルダ湖が湿度を伴った暖気を運ぶ ヴェローナの中心から東に位置しています。
この辺りはオリーヴ、サクランボ、ブドウの名産地であり、ブドウが適さない土壌や、空いた場所にオリーヴやサクラを植えてあります。
気温が低い北イタリアでは、通常オリーヴは適さず栽培できないのですが、ヴェローナ周辺ではレッシーナ山脈が北からの寒気を防ぎ、ヴェローナの北西にあるガルダ湖が湿度を伴った暖気を運ぶ為、オリーヴの栽培が可能なのです。
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